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ゴーストハント

あたしは月を仰《あお》ぐ。
「ナルはイギリスに帰っちゃうんだ……」
「ああ」
 言ってもいいよね。いまさらだもんね。
「……あのね、好きだった」
「好意を持っていただけることは、昼間に嫌《いや》というほどお聞きしましたが」
「馬鹿者。そういう意味じゃない」
 あたしはナルを見る。ちょっと不思議そうにあたしを見ているので、思わず笑った。
「鈍《にぶ》いなー」
「何が」
「あのね。すごーく特別な意味で好きだったの」
 ナルはあたしを見返す。漆黒《しっこく》の瞳。ちょっと首をかしげるようにして、それから白い顔がほのかに微笑《わら》った。


「僕が? ジーンが?」  
一瞬、ポカンとした。
何を言い出すんだ、こいつは。
「そんなの……」
 そんなの、決まってるじゃない。そんなの。
 帰ってしまうナル。だから伝えておこう、そう思ったのに。もう会えないから、もう。 ……二度と会えない。
 あの笑顔を見ることはない。二度とどんな夢の中にも、もう彼は現れない。
 答えられなかった。悔《くや》しくて悲しくて涙がこぼれた。
「だって……っ。知らなかったんだもんっ」


思わず感動した、もう恋なんかしたくないと思うけど、やっぱ、こうゆう感傷のラブーストーリに弱いなぁ、あたしって。
麻衣ちゃん、本当に可哀相。恋が始まる前に、相手はもう死んだ…残酷だな。
ナルはどう?ナルと麻衣…多分無理だね、でも、もしナルは相手にする気があれば、きっと麻衣の心の傷を直るでしょう?ホントは麻衣、二人とも愛してますね。


 ひとりでも恋はできるから、もう泣かない。
最後に、麻衣はそう思った。やっぱ、そうするしかないだろう?時間が経てば、きっとあの人に関する記憶も薄くなるから…

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2007
04/24
17:42
ほか
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1983年生まれさそり座B型

在三次元的世界里披着OL的皮,脑子里却整天妄想着穿越去二次元世界的otaku一只。。。

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